姓名判断とは?


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姓名判断という占いは、昔の中国で発明されたものだ。アルファベットを組み合わせる西洋の言葉とは違い、当時文明の中心地だった中国では1字ごとに意味を持つ漢字が書き言葉に使われ、姓名もそこから決まっていった。
それぞれに意味を持つ漢字がひとつにまとまって姓名ができるということで、中国では漢字1字ごとの意味を解き明かし、それを融合して姓名判断を行うという占い方法が出来上がった。
たとえば「太郎」なら、「太」という字と「郎」という字のそれぞれの意味、そして二つの意味が重なったときの意味をもとに、その人の運命を占うというものだ。
中国の文化は、漢字や占いを含めて多くが日本に渡ったが、現在、日本では、「漢字の意味」から占うというのとは違う方法で姓名判断が行われる。
意味ではなく、文字の画数から占いをするという方法が確立されたのである。だいたい明治時代ごろに、それまで種々雑多な占いが行われていた姓名判断が体系化されて、日本独特のものとなった、そんな歴史がある。

ところで姓名というのは、その人本人のカラダにくっついているものではない。

「手相占いなら、てのひらに刻まれている手相を基にするのだからより信憑性がある。けれど」と、考える人もいるだろう。「姓名なんて、先祖代々の姓と親が付ける名が組み合わさったものであって、その人本人には影響を及ぼさないのではないか」と。
しかし、あらゆる文化圏でそうだが、姓名というものは適当につけられるものではない。たとえば西洋でも、ジョージとかデビッドとかいう名前にはそれぞれ過去の聖人の名前だったりする。彼らにあやかった名前というわけで、「願い」がこもっている。名前を構成する言葉には「言霊」という魂が存在するのだという考え方は東洋のものだが、要するに姓名はスピリチュアルな力を持っていて、それが人に影響を及ぼす。日本の姓名判断の場合、画数がイイ文字はイイ言霊を持っていて、そうでない文字はそうでない言霊を持っている、そこから吉凶が決まるという考え方なのである。